社長ブログ

日々、思うこと
2010年8月 8日

これは、比叡山延暦寺の根本中堂に掲げられている書です。

私は、このことばが好きで、小生の座右の銘の一つとしています。

宝とは、宝石や財産を云うのではなく、一つの家庭、一つの会社、一つの工場、一つの地域で、一生懸命、周囲の人々を支え、その人々の幸せの為に努力している人。その人のお陰で、明るい希望や勇気が湧いてくる人。どこにでも、おられる、その人こそ、国の宝である。

という意味だそうです。

小生は、全然、それには価しない人間ですが、一歩でも近づける様になりたいと念願しております。

2010年8月11日
人生には三つの坂があると云われています。
『上り坂』、『下り坂』、もう一つは『まさか』という坂です。

2ヶ月ほど前の話なのですが、
実は、人間ドッグで尿管結石が見つかり、それも、なんと直径15mmという巨大さ...

結石といえば、御経験のある方も多いと思いますが、あぶらあせをかいて七転八倒するぐらい痛いとよく云われます。
ですが、私の場合は、全く自覚症状のないまま、幸か不幸か、結石が大きくなってしましました...

忙しい私の為、医師のススメで一泊二日の入院で、内視鏡で結石を砕くことを試みました。
しかし、見事に失敗!!

次の一手。体外衝撃波破砕術です。二回目で見事に成功しました!!
お陰様で、数日の入院で、無事退院させて頂きました。

入院中、ベッドの中にて...
日常を離れた異次元の世界で、静かに日常を振り返り、色々と気づく事が沢山ありました。

来年二月で還暦を迎え、人生の残り時間が見えてきました。
これから人生の仕上げの期間に入ります。

いつまでも、フラフラしていないで、周囲の人や地域社会のお役に立ち、喜んで頂ける人間にならなければ、生まれてきた意味がないと思います。

そうはいっても、風来坊の僕ちゃんとしては、さて、どうなるでしょうか?

2010年8月13日

毎年、お盆の8月16日には、恒例の京都五山の送り火が行われます。

他府県の方は、よく「大文字焼き」と、おっしゃいますが、正しくは「京都五山の送り火」と申します。

これは、仏教の宗教行事です。

お盆に、各お家に帰ってこられたご先祖さんが、16日にまた、あの世へ帰って行かれる。

それをお送りするための灯なのです。

京都の人々は、この送り火に手を合わせて、ご先祖さんをお送りします。

では五山の送り火の五山とは...

右大文字、左大文字、妙法、鳥居形、舟形の五つです。

京都らしい行事ですので、おひまがあれば是非、この五山の送り火にお越し下さい。

そして、ご先祖さんの事を想って欲しいと思います。

 

なお、当京都プラザホテルのスタッフも五山の送り火に関するブログを5回に分けて書いておりますので、是非ご覧下さい。

http://www.kyoto-plazahotel.co.jp/blog/2010/07/

 

 

2010年8月15日
今日は、終戦記念日です。
私と祖母との思い出を、お話したいと思います。

私の亡父の弟が、昭和17年6月16日に支那(中国)河西省廣福祝家壕の戦いで、22歳で戦死しています。
私から云えば、おじさんにあたります。
戦死したおじの母にあたる私の祖母は、毎年、命日に東山にある霊山護国神社に、子供の私の手を引いてお参りしていました。

祖母は、テレビを見ながら、兵隊さんが出てくる場面では、いつも白いハンカチで目頭をぬぐっていました。
「おばあちゃん、何で泣いているの?」
子供の私には、戦争で我が子をなくした母の悲しさは、知るよしもありませんでした。

そんな祖母も、私が25歳の時、86歳で他界しました。
おばあちゃん子だった私は、
「おばあちゃんがいつもしていたことで、何か、代わりにしてあげられる事はないかなぁ」と考えました。
そこで思いついたのが、「毎年、おじの命日に、これから私が護国神社へ、祖母に代わってお参りしてあげよう」ということでした。

それから毎年、妻と結婚してからは、妻と二人で、毎年6月16日には京都護国神社で、ご祈祷をして頂いています。

祖母とおじが、いつも私達の家族を、笑顔で見守って下さっている様な気がします。
2010年8月16日
今夜は、大文字五山送り火です。
お盆に帰ってこられたご先祖の精霊を、又あの世へとお送りする送り火です。

若い頃は、自分で勝手に大人になった様に思っていました。
ですが、年を重ねるにしたがって、いま幸せに生かされているのは、父、母をはじめ、周囲の多くの恩人のお陰である事が、だんだんわかってきました。

「親孝行したい時に、親は無し」
と、昔から云われますが、私も全くその通りで、父母には親不孝ばかりで、本当に申し訳なく思っています。

長い間、「石碑に、ふとんはかけられず」で、
取り返しのつかない事をしたと悩んでいましたが、ある人が教えてくれました。
「亡くなった両親に親孝行する方法がある」と。

その方法とは?
「私が今あるのは、あの人のお陰です」と、周囲の人から云われる様な、
立派な人間になる、立派な人生を送る事が、今は亡き父母に対する、最大の親孝行になります。
と、教えて頂きました。

風来坊の私には、やっぱりムリですわ...

2010年9月 6日
いつまでも、続く猛暑...
京都府南部の京田辺市で、昨日39.9℃を記録しました。
この夏、日本で熱中症で亡くなられた方が、少なくとも五百名以上といわれています。
この現実を見て、最近感じていることがあります。

私は、クリスチャンでも、ディオールでもありませんが(グッチ〜プラダ〜アルマーニ〜ドルガバ〜 誰か止めてくれ!!!)
失礼...

キリスト教に、イエスキリストが、生まれる前の事が書かれている旧約聖書という書物があります。
その中に、「ノアの方舟」 というお話があります。

神様が、当時の人間の考えや行動を、お怒りになって、48日間(だったか? 間違っているかもしれません)
豪雨を降らせて、ノアの家族と動物以外の人間を殺してしまう、というお話です。

今、神様は、本当に怒っておられるのではないか? と思います。
これから益々、色々な地域で天災が増えていく様に思います。

私が、こんな事を心配しても、「アホか!」と云われるだけですが、
今のままでは、地球さんにとっては、人類は、いない方が良いのかもしれません。

« ブログトップにもどる

 

Copyright (C) 2008 KYOTO PLAZA HOTEL. All Rights Reserved.Website plan Produced by bit,seodesign.