皆様、毎日、お仕事ご苦労様です。
月日が経つのは早いもので、この前お正月を迎えたと思っていたら、もうクリスマスソングが街に流れる季節となりました。急に寒くなってきました。体調管理に気を付けて下さい。
私は、特に今年は早かった様に思います。というのは、3月が京都新館オープン。5月が有料老人ホームのオープン。9月が息子洋平の結婚式。その間、モラロジーの生涯学習セミナーに至らない私が、3月京都相楽郡・10月鈴鹿・11月滋賀県湖西と年間3回も講師として、お邪魔させて頂きました。
又、11月21日から4日間、守口の松前支配人と一緒に岐阜県瑞浪市にある「モラロジー中日本生涯学習センター」でセンター講座を受講致しました。
機会があれば、松前支配人に感想を聞いて頂ければよいと思います。
社長としましては、人生で一番大切な人間学ですので、サービス業に従事する皆様に聞いて頂きたい学問だと思っております。
さて、今月は、仏教の「雑宝蔵経」の中に出てくる「無財の七施」という話をします。
お釈迦様が「幸せになりたかったら、人様のお役に立つ事、喜ばれる事をしなさい」と云われたそうです。それを聞いたある男が「私もそうしたいが、お金が無いから出来ない」と云ったそうです。
それに答えて、云われたお釈迦様のお話です。
これは、お金が無くても出来る人様への施し、おもてなしが七つあるという事です。
①眼施(げんせ) やさしいまなざし。
②和顔施(わがんせ) 慈愛に溢れた笑顔で人様に接する。
③言辞施(げんじせ) 相手を思いやる優しい言葉。
④身施(しんせ) 自分の身体を使って、人様の為に奉仕する。
⑤心施(しんせ) 相手を思いやる心を持つ。
⑥床坐施(しょうざせ) 自分の席を他人に譲る。
⑦房舎施(ぼうしゃせ) 自分の家に人様を泊めてあげる。
私達は、大自然をはじめ、多くの人達の恩恵により生かされています。
私達は、お客様に対し、同僚に対し、又、家庭においては周囲の人々に対し、この「無財の七施」を心掛けて実行し、「あんな人になりたいなぁ」と目標にされる様な人になって下さい。
私も頑張ります。