社長ブログ

2012年4月28日
毎日、お仕事お疲れ様でございます。

宿泊サイトのお客様の書き込みを見ていますと「フロントの対応が良かった」「親切だった」「また泊りたい」等
お客様に喜んで頂けた書き込みが多くあります。

私は、この様なお褒めの書き込みを見る度に、この事業をやって本当に良かったと嬉しい気持ちになります。

私以上に皆様は直接フロントで、お客様と接遇して頂いているので、お客様に喜んで頂いた時の嬉しさは、
「この仕事をして良かった」と思われる瞬間でしょう。

どうやら人間は、自分のした事が他人様に喜ばれた時、自分も嬉しくなるように神様が造られたと思います。
お客様だけではなく、職場においては同僚や上司、家庭においては、父母や夫または妻といった、
自分以外の人にどれだけ安心と満足を与える事が出来るか。

この分量の差が人間の幸、不幸、運、不運の分かれ道であると思っています。


「思いやり」あるいは「相手の立場に立つ」という言葉がありますが、今という瞬間に目の前にいる人が、
今、どうして欲しいと思っておられるか、何を考えておられるかを察する事が出来る能力の高い人を品性の
高い人と言えると思います。

孔子の話された事を書いた「論語」の中に
『天爵を修めて而(しこう)して人爵これに従う』という一文があります。

この意味は「人間は天の爵位、すなわち品性を高める事に努力をしたならば、
人爵、すなわち地位・名誉・財産・幸福は、おのずとこれに従ってきます」という意味です。

私は、『自分がこの世に生まれてきた目的は、品性の向上である』と教えて頂いています。

品性の向上を目的に、日々「相手の立場に立つ」精進をしていきたいと念願致しております。

皆様、一緒に頑張りましょう。


2012年4月28日  清水 幸雄
Copyright (C) 2008 KYOTO PLAZA HOTEL. All Rights Reserved.Website plan Produced by bit,seodesign.